海外版との相性20%

あなたの公式LINE運用は、日本版がいいかもしれません。

海外版を使うことに抵抗がおありかもしれませんね。

LINE公式アカウント海外版は、いわば正規輸入されない輸入車の並行輸入のような存在です。

並行輸入車を正規ディーラーに持ち込んでも車検や整備が断られることがありますが、LINE公式アカウントにおいても海外版のサポートを日本で受けることは難しいです。

同様に、日本において海外版で認証取得することは難しいです。
日本版で認証済みアカウントは39万(2022年8月)もあるそうです。
主に店舗ビジネスをされている場合は、認証取得は容易ですので、ぜひなさってください。

弊社でも、
日本版で認証済みアカウントを1つ保有しております。
この認証済みアカウントを弊社の公式(総合)アカウント的な位置づけでチャット専用で運用し、それ以外に情報発信用に海外アカウントを複数運用しています。

弊社のような零細企業にとっては、企業名・店舗名で検索されることは少なく、むしろ商品やサービスごとにアカウントを海外版で作成し、ある程度のボリュームの情報量を提供するほうが効果的な場合もあるでしょう。

セグメント配信における属性活用も海外版はできません。海外からみて日本は外国であり、国内ユーザーの情報取得(性別・年齢・地域)ができません。ただし、(日本版でセグメント配信を活用なさってる人は感じておられると思いますが)この属性はけっこう不正確で、この属性をもって正確なターゲティングをできるレベルではないようです。その意味からも「タグ」機能の活用が日本版・海外版を問わず、効果的だと言えます。

もしあなたが、日本版を使う場合には、チャット機能をフル活用なさると思います。

弊社がこれまでに活用してみて、見込み客から反響を得やすかったモノには、

① カルーセル(カードタイプメッセージ)と自動応答を組み合わせて作る診断コンテンツ(ゲーム)

② リサーチ機能を使ったアンケート

などがおススメです。

友だちを増やすと同時に、友だちからトークに書き込みをしてもらう工夫をしましょう。

ご存じかと思いますが、友だちからトークに書き込み(返信)をもらわないと、こちらから個別友だちに連絡することができません。

一斉メッセージ配信のように通数消費する発信は、プラン通数制限や有料プランの高額化のため、使いにくくなってきていますので。

今後、低コストで通数消費をあまり気にせず、メッセージ配信をしたくなったら、海外版も検討してみるといいかもしれません。

今回は相性診断を使っていただき、ありがとうございました。

仲元 さとる

 

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