世の中には、
人の心をいとも簡単に掴んで
あっという間に商品を売ってしまう人たちがいます。
そう、詐欺師です。
不思議に思いませんか?
●なぜ、学歴の高い賢い人が、
詐欺師にいとも簡単に騙されてしまうのか?
●なぜ、彼らは、手遅れになるまで
自分が詐欺にあっていると気づかないのか?
●そして…なぜ、彼らは
「自らの意思でその商品を買った」と
思い込んでいるのか?
実は彼らは知っているのです。
人の心を支配し、自由自在に動かす方法を…
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ところで、、
あなたがマーケティングや
セールスを勉強しているなら
こんな言葉を聞いたことがあると思います。
「人は感情で物を買い、理屈で正当化する」
私たちマーケターの仕事は、
いかに人の感情に、「欲しい」と
思わせられるかどうか。
これに尽きるわけです。
そして、、、
人の感情を動かすプロが
「詐欺師」と言うわけです。
つまり、私たちマーケターは、
詐欺師からも学べることは
たくさんあります。
では、、
詐欺師がどのようにして
人々の感情を動かしたのか、
本書の中から、その1つを紹介します。
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『権威によって自分をアピールする』
人は誰しも、その分野での信用が権威によって
裏付けられた人間に信頼を置く。
そこで、自分に権威を持たせるために、
とある詐欺師はこんなことをした。
■自分の商品を専門化して複数に分ける
天才詐欺師Dr.ブリンクリーは、
とある薬を売っていた。
この薬というのは、ただの瓶に入った
普通の液体である。
当時これを
『何にでも効く特効薬』として売っていたが、
ある時こんなアイディアを思いついた。
それは、
「液体の色を変えて、3つの瓶に分ける」
というもの。
つまり、Aという病気には、Aという薬。
Bという病気には、Bという薬。
Cという病気には、Cという薬。
というように、商品を専門化したのである。
すると、どういうわけか、
面白いようにその薬は売れるようになった。
「万能薬」を持つ医者よりも
「専門の薬」を持った医者の方が、
その道の権威であると
お客は無意識に思ったのだろう。
自分の商品を専門化することで、
その道の権威として、
自分をアピールすることができる。
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これは実際のビジネスでも
効果のある方法です。
例えば、あなたが靴屋さんを
営んでいるとしましょう。
売れ行きの悪い商品の中に、
革のクリーナー、トリートメント、ツヤ出し
3つが一気に出来る万能な
泡状エアゾールがありました。
さて、これをどうやって
売れ行きの商品にしますか?
・・・
・・・
・・・
はい、その通りです。
これらを3つを分けて、別々のラベルを貼り、
それを「3つセット」として、
販売するのです。
これは、実際にあった例で、
売上は跳ね上がりました。
あなたも、もし何か商品を売っているなら、
それを専門化出来ないかどうか、
少し考えてみてください。
・・・
このように、この本では
まず天才詐欺師のその驚くべき手口が
紹介され、その後、
どんなマーケティングのテクニックが使われていたのか、
そして、どうすればビジネスに応用できるのか、
ダン・ケネディが解説してくれています。
ぜひこの機会にお試しください。
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PS
悪用は厳禁です。