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診断コンテンツ(ゲーム)のススメ

LINE公式アカウントで診断コンテンツを作るには、
・「自動応答メッセージ」の「応答メッセージ」
・「メッセージアイテム」の「カードタイプメッセージ」
の2つを組み合わせることで製作できてしまいます。

外部ツールのLステップや診断Botなど、
毎月数万円の課金が必要なサービスなしに、
診断コンテンツの作成が可能です。

デザインを凝るとなると外部ツールに軍配があがるでしょうが、
まずは診断コンテンツの中身で勝負!という人には、
LINE公式アカウントの基本機能で、まず実装!がオススメです!

< 製作時の注意点 >

・LINE公式アカウントの「チャットモード」ではなく「Botモード」で実装する
・コンテンツ(ゲーム)内容をフロチャート等でしっかり作る
・シナリオができたら「応答キーワード」を設定する → 同じワードを複数ヶ所で設定しないこと

< コンテンツ(ゲーム)内容について >

診断利用者と事業者の双方にとって意味のある内容にするには、以下のことを意識しましょう。
・診断コンテンツそのものが価値、ブランドになる。つまり動画コンテンツやPDFコンテンツと同様に位置付けられることから、診断コンテンツが登録特典として提示できる
・事業者にとっては「得たい情報が得られる機会」になります。つまり、マネタイズへにスムーズにつなげられるチャンスになる。

診断コンテンツを利用者に楽しんでもらうだけでは、事業者にとっては不十分だと言えます。

まず、
①「浅い質問」「浅はかな質問」では利用者・事業者双方に無意味なコンテンツになりかねないので要注意です。
質問は「〇」or「×」より「A」or「B」or「C」形式がおススメです。

【例】ダイエット診断で「1日何時間運動しますか?」は浅い質問で効果的ではありません。
一方、「これまでにどんなダイエットに挑戦してきましたか?」で具体的に選択肢を提示した設問にすると選択肢のひとつの「ジムに通っている」から「ジムに月額いくら支払っているか?」などの設問につなげていくようなイメージです。

また、
②質問数が3問程度で、「あなたは何タイプです」と診断されても説得力がないようなコンテンツも効果的ではありません。8~10問以上の設問を通して、今後あなたが関与することで診断コンテンツのテーマ(ダイエットなど)を実現できるポテンシャル(意欲や資金など)があるのかを利用者・事業者双方が見極める・確認するような意味のあるものにしなければなりません。

これは、顧客導線を「始点から終点まで」網羅的に考えておかねばなりません。診断コンテンツを作成する分野であなたはプロでしょうから、その(ダイエットなどの)取り組みの全行程を洗い出して、このどこに問題があるのか、支障があるのかを浮き彫りにする診断コンテンツの作り込みを目指しましょう。

つまり、診断コンテンツを通して、見込み客にヒアリングができるようなものに仕立てることが重要です。

最後に、診断コンテンツで提示する診断結果にも注意が必要です。
事業者ではなく、利用者はその結果がいい結果なのか、悪い結果なのかが伝わりにくい、伝わらないケースが多々あるようです。「あなたは〇〇タイプです」と診断されても、それがいいのか悪いのか、抽象的過ぎてピンとこないケースが散見されます。そこで、●●度○○%のように程度やレベルがわかりやすい提示を心がけましょう。診断結果の分類も回答者を2分する程度では中身として薄いと言わざるを得ず、4~5分割以上で診断結果提示をしなければ意味がないと言えます。加えて、この分けた診断結果が利用者に刺さるようなフィードバックである必要があります。
この結果提示が、利用者が見込み客になるか、行動してくれるか否かに大きく影響します。

【例】「始点から終点まで」のビジネスの場合の例:商品の善し悪し、商品単価、商品訴求、商品の配置、販売実績、リストの有無、集客導線、集客数などなど。

悩みが顕在化するから、購入して解決したくなる

顕在層と呼ばれる比較的購入に近い客層とは対照的に、潜在層と呼ばれる購入から遠く、まだ商品の必要性や問題を自覚していない層には、LINE診断で1つ1つの設問に回答させながら問題点や課題に気づかせることができます。

LINE診断で自分では気づいていなかったり、言語化できていなかった悩みを可視化してあげた後に、その悩みの解決に必要な商品・サービスを提示するだけで、押し売りすることなく売れていきます。

なんなら「今の自分の問題点に気づかせてくれて、その解消にぴったりな商品を教えてくれてありがとう!」と感謝されます。

< LINE公式アカウントで診断ゲームを作る順番 >

STEP1
CV(コンバージョン)を考える。平たくいうと診断ゲームの着地を考えましょう。

STEP2
フローチャートを考える。手書きでも無料ツールでもマインドマップでも良いので下書きが大事です。

STEP3
応答キーワードを考える。応答キーワードが被らないように気をつけましょう。

STEP4
カードタイプを作成する。実際に管理画面にて「メッセージアイテム」の「カード(プロダクト)タイプメッセージ」で作成していきます。

STEP5
応答キーワードを設置する。カードタイプに反応するカードタイプを「自動応答メッセージ」の「応答メッセージ」で設定していきましょう。

STEP6
挙動確認する。自分のスマホでちゃんと反応するか確認しましょう。

反応しなかったらここまでの手順を逆順に確認していきましょう。
この手順に沿って診断ゲームを作成すれば大きく間違えることや失敗は回避できます。

< LINE公式アカウントの応答キーワードとカードタイプの実装方法 >

実際の挙動のイメージをしていただくと

STEP1
カードタイプのアクションボタンを押す

STEP2
応答キーワードが出る

STEP3
次の質問(カードタイプ)が出る

STEP4
2、3を繰り返す

STEP5
診断結果が表示される

このような挙動となります。

< 管理画面での設定 >

・アクションボタンと応答するテキストはできるだけ同じにしておくこと
・応答キーワードは同じテキストだと被って反応しないので避けること

上記ポイントを押さえながら設定していってください。

キーワードを設定するを設定しないと「カードタイプ」が発動しないので気をつけてください。

右下のプレビューで確認を忘れずにしましょう。

 

以上となります。少しでも参考になれば幸いです。

 

#診断ゲーム #診断コンテンツ #診断Bot

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