以下の記事は2019年4月8日時点での弊社の予測でした。
その後、2019年4月11日に上記記事の情報が発表されました。
弊社の記事録として下記予測はそのまま残しますが、情報には誤りがあります。
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その前に…
大前提ですが…
「LINE@海外アカウントに起因する損害等の発生には弊社は一切責任を負いません。
ご購入・ご使用については、お客様の自己責任でお願いいたします。」
今回の記事も、ご自身でのご判断に基づき、自己責任でお読みください。
例によって、当記事をご参考になさった行動やその結果にも弊社は一切責任を負いません。
予めご了承くださいませ。
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冒頭に免責条項を再提示させていただくということは、
それだけ当記事が重要かつ踏み込んだものである、
ということです。
LINE@海外アカウントご購入者・使用者様にとって、
最大の懸念は、
日本アカウントの「サービス統合・料金改定」後は、
LINE@海外アカウントはどうなるのか?
ということです。
今回は、このことについて、
大胆不敵に書き綴ってまいります。
1.システム的には、
LINE@海外アカウントは何の変更もない。
「サービス統合・料金改定」はシステム的には日本アカウントだけの施策です。
御幣を恐れず、わかりやすくお伝えすると、
①日本アカウントだけが、フルモデルチェンジして、それまでの他サービスも統合する形で、新型デビューする!
②海外アカウントは、既存のシステム・既存のまま、いわゆる旧型のまま、今まで通り、無料開放が継続される!
ということです。
具体的には、
①日本アカウントだけが、フルモデルチェンジして、それまでの他サービスも統合する形で、新型デビューする!
とは、
これまで全世界共通プラットフォームだったLINE@だったが、
日本アカウントのみ新しいプラットフォームを採用した新型サービスとして生まれ変わるのです。
このことは、
新しい「LINE公式アカウント(旧個人向けLINE@日本アカウント)」の管理に使用していた、
LINE@アプリやLINE@MANAGERが使えなくなることからも読み解けます。
これは(LINE Payなど)日本独自サービスが非常に増えたため、
全世界共通だったLINE@プラットフォームでの運用に限界がきたため、
日本の独自サービスを基幹にすえた新プラットフォームが必要だったためと推測できます。
なので、
自動車でいうフルモデルチェンジのような、
旧モデルとの共通部品ですら少ない全くの新型サービスとして生まれ変わる、
ということなのです。
では、
LINE@海外アカウントはどうなるのか?
システム的には何も手を加えることもなく、
②海外アカウントは、既存のシステム・既存のまま、いわゆる旧型のまま、今まで通り、無料開放が継続される!
ということのようです。
海外アカウントでは、
東南アジアのLINE・LINE@は、
長期的に見ると日本アカウントへ追従する可能性は十分あります。
それ以外の海外アカウントとなると、
システム的には放置…、というのが実際のところのようです。
そもそも無料でこれまでも提供してきているものの、
純粋な利用者数は全く伸びていませんし、
いずれは全世界的に提供されているLINE・LINE@サービス自体が
見直される時がくるでしょう。
LINE・LINE@の利用者が非常に少ない所属国では、
ある時、LINE社の一方的な通知で、
サービス停止や日本アカウントへの統合が行われても不思議ではありません。
※なので、米国と韓国以外の超マイナー所属国のLINE@は買っても使ってもダメですよ。
LINE@はアカウントを育てて何ぼ!
ですが、
育ったころに廃止・停止・有料日本アカウントへ統合されては意味がありません。
ここまでをまとめると…
システム的には変わるのはLINE@日本アカウントだけで、
LINE@海外アカウントは何も変わらない。
では、
今後もLINE@海外アカウントは安泰かというと、
「全く違います!」
「ヤバいです!」
と言えます。
2.運用規約の改定が、
LINE@海外アカウント“狩り”を可能にする!
物騒な書き方をしましたが、事実です…
ハード面のシステムは、前述のとおりですが、
ソフト面の「LINE公式アカウント運用規約」が改定されています。
2月7日(一部3月7日再改定)に、
「LINE公式アカウント運用規約」が発表されました。
この新しい規約に、
LINE@海外アカウント“狩り”を可能にする文言が追加されています。
その文言とは…
第6条(アカウント)
5.当社は、当社の基準(なお、当社はかかる基準を開示する義務を負いません。)に基づいて、
アカウントに所属国・地域を割り当て、また、所属国・地域を変更することができるものとします。
お客様は、アカウントの所属国・地域を変更することはできません。
お客様には、アカウントの所属国・地域に応じた本規約や料金プランが適用されます。
所属国・地域によって、本規約や料金プランの内容が異なる場合があります。
出典:LINE公式アカウント 利用規約
https://terms2.line.me/official_account_terms_jp?lang=ja&country=JP
つまり、
日本ユーザーが使っているLINE@海外アカウントで、
新しい「LINE公式アカウント」と利益相反にあたる使用を行うと
LINE社側で一方的に、
「所属国を日本にしますよ!」
つまり、
「勝手にLINE公式アカウントの「フリープラン」に変えてしまいますよ。」
所属国が日本に変更されるとLINE@海外アカウントではなくLINE公式アカウントになってしまいます。
ということは、
うっかりメッセージ送信しても、「従量課金なしではメッセージ送れなくしますよ」
と言っているのです。
この利用規約改定に伴う、
LINE@海外アカウント“狩り”の前哨戦が、
今年2月にLINE@海外アカウント(米国)で確認されている、
「送信メッセージ1,000通制限」
だとみています。
「送信メッセージ1,000通制限」は、
日本ユーザーによるLINE@海外アカウント使用に対して、
システム的にマーキングができるかどうかのテストを行っていたと思われます。
LINE社側が前哨戦を行っていることで、
こちら側にも今後どのようなリスクがあるのかを
予想させてくれています。
ここまでをまとめると…
LINE@海外アカウントは
システム的には変更がないものの、
利用規約の改定により、
日本のLINE公式アカウントのメッセージ送信・従量課金を回避するために、
多くのメッセージを送信すると、
日本アカウント(LINE公式アカウント)のフリープランに勝手に変えられてしまい、
メッセージ送信が1,000通以上できなくなってしまう。
ということが予想できます。
この(弊社が勝手に命名した)LINE@海外アカウント“狩り”が実施される時期ですが、
(日本の)LINE公式アカウントへの「強制サービス移行」が完了するとされている
2019年10月1日以降に順次行われるのが濃厚だと思われます。
現時点では、
(日本の)LINE公式アカウント利用規定は改定されていますが、
肝心のLINE@海外アカウントの各所属国の利用規定・ガイドラインには、
このLINE@海外アカウント“狩り”を可能にする文言の追加はされていません。
ですが、
規定・ガイドライン変更・改定なんて、
LINE社からすればいつでもすぐできることですので、
全く予断を許さない状況と言えます。
1000通以上の日本語メッセージを送信するLINE@海外アカウントには、
機械的に「メッセージ送信を1,000通以下にしてください」というエラーメッセージが表示されるようになるでしょう。
やがて、そのLINE@海外アカウントが一方的に
(日本の)LINE公式アカウントのフリープラン(無料だがメッセージが1,000通上限)に強制的に所属国変更が行われる。
こんなことが起こると思われます。
LINE@海外アカウントは終わった…
LINE@海外アカウントを使い続ける方法はないのか…
LINE@海外アカウントをご購入・ご使用の皆さんの葛藤が伝わってきます。
LINE@海外アカウントをビジネスとしてきた弊社の危機感もハンパではございません!!
弊社なりの対処法を現在まとめております。
弊社サイトでのご購入者様には、
ご要望があれば、「弊社が考える対策法」をお伝えいたします。