LINE@からLINE公式アカウントになるとどう変わるの?
<注意>この記事は海外アカウントについて書かれています。
これまで米国アカウントを中心に、
一部で広く使われてきた、
「LINE@海外アカウント」
ですが、
「LINE公式アカウント」
になれば、
わざわざ使う価値はあるのでしょうか?
最近、
こういうご質問を多々いただきますので、
この機会にわかりやすく整理してみます。
<“お得感”“お買い得感”>
まず、
「LINE@海外アカウント」を
“お得感”“お買い得感”だけで使用になっておられた方は、
「LINE公式アカウント」では、
普通に作成できる日本アカウントを使用なさるべきです。
「LINE公式アカウント」には、
“お得感”“お買い得感”はございません!
「LINE@海外アカウント」は、
LINE@の基本的に全ての機能(日本アカウントのプロAPIプラン(月額32,400円)相当)が
なんと無料で使えていました。
年間では、約40万円近くの経費削減ができる訳で、
これが“お得感”“お買い得感”の正体でした。
今回「LINE公式アカウント」へサービス移行するにあたってLINE㈱は、
この抜け道をふさぎました。
そりゃそうですよね!
このことにより、
「LINE公式アカウント」では、
例え海外アカウントを使っても、
国内アカウント有料プランに相当する機能は、
海外アカウントでも同様の費用負担となりました。
<アカウント削除(垢バン)対策>
詳細は以下の記事をご覧ください。
ここで言う「アカウント削除(垢バン)対策」とは、
どういう意味でしょうか?
一部のリスク業種の方だけの必要性だと思われがちですが、
それは違います。
「アカウント削除(垢バン)対策」とは、
インターネットビジネスを展開する際に、
第三者のプラットフォームを使用する際の鉄則です!
LINEもTwitterもアメブロもココナラも…
他に挙げだすとたくさんありますが…
全て第三者のプラットフォームです。
私たち個人や小規模事業者が展開できるものでは、
WordPress以外は全てが第三者のプラットフォームに該当します。
この“第三者のプラットフォーム”は何が問題かといいますと、
運営側の一存で、それまで〇のものが×にされたり、
最悪は、一方的にアカウントの停止や削除措置が取られる、
ということです。
我々はサービス利用開始時に(絶対に読んでませんが)利用規約・ガイドラインに
必ず同意しています。
これらに同意すると運営側の絶対権力に服従せざるを得ないのです。
たとえばLINEですが、
ガイドラインに「第三者の商品・サービスの斡旋の禁止」という文言があります。
これにより、アフィリエイトは本来全面禁止なのです。
5年前ほどに一度、この文言に基づく大規模な運営側の取り締まりが行われ、
その時いくつものアカウントが突然削除されました。
また最近では、
健康食品や美容関係のアフィリエイトで、
「薬事法違反の疑いがある表現」の濫用がみられると消費者庁から指摘され、
いくつものアカウントが突如削除されたこともありました。
現時点では、
私たち個人や小規模事業者が何の違法性も反社会性もないと思って運営しているアカウントが、
ある日突然、アカウント削除(垢バン)される。
こういうリスクを個人レベル・利用者側で少しでも回避する必要が本来あります。
もちろん、
利益や利便性を優先して、リスク対策を放置する経営者・ビジネスオーナーもたくさんいますが…
筆者はもともと、
保険業界人でありファイナンシャルプランナーです。
リスク管理の重要性は、インターネットビジネス界でもトップクラスの認識を持っています。
なので、
私のビジネスは現時点では一切アカウント削除(垢バン)の危険性はないと判断していますが、
LINEをビジネスで使う場合は、必ず海外アカウントを使っています。
この話は、
TwitterやFacebook、InstagramといったSNS集客をなさっている方からは、
すぐ賛同いただけます。
なんせ、
SNS集客は日々アカウント停止やアカウント削除(垢バン)のリスクにさらされてますので、
みなさんの危機意識も高いですし、対策の必要性も痛感なさっておられます。
<まとめ>
今回は、
<“お得感”“お買い得感”>のLINE@海外アカウント、
<アカウント削除(垢バン)対策>のLINE公式アカウント、
について整理してみました。
状況は理解したけど、
LINE公式アカウントでも低コストで運営したい!
という方は、
LINE公式アカウントの多数運用しかありません。
先日記事にしました、
LINE公式アカウントの「グループ」機能が強力な味方になってくれます。
この多数アカウント運営を前提に、
今ならまだメッセージ送信無制限のLINE@海外アカウントで、
必要な友だち数の集客をはかったうえで、
LINE公式アカウントへ移行するのがベストチョイスでしょうね。