なぜ海外アカウントは、韓国版がいいのか?
今回の記事は、かなり玄人向けです。
ほとんどの方には、関係も興味もない内容です。
ご注意ください。
その理由は3つです。
これを知らずに海外アカウントを使うのは素人です。
①海外拠点はたった3ヶ所
②LINE株式会社の構造的事情
③規制対象とされている米国版を使うのはナンセンス!?
ひとつずつ解説していきます。
①海外拠点はたった3つ
まず「LINE」自体、
日本のみで驚異的な普及率を誇るSNSで、
海外では一部東南アジアを除いては、
ド・マイナーSNSであることを忘れてはなりません。
そのうえで、
LINE株式会社の海外拠点は実は3か所しかありません。
それが、韓国・米国・スペインです。
それら3つの拠点で全世界業務を網羅しています。
拠点所在地以外の地域で、
LINEが一定の普及をしているのは、
東南アジアのみで、
他の地域では駐在日本人と日本人旅行者以外は使用していないのが現状です。
拠点がない地域では、
いつLINEサービス提供が終了されても仕方ない状況です。
実際、過去に南米・アフリカではサービス提供終了している国があるようです。
ですが、
拠点所在地なら、
急にLINEサービスが廃止される心配は、
今のところありません。
加えて、
拠点ごとにみていくと…
米国拠点管轄の米国アカウントは、
LINE@時代に日本ユーザーが増えすぎたことで、
目立ってしまい、
LINE公式アカウントでは、
規制対象とされてしまいました。
フリープランのメッセージ送信上限数が500通とされ、
日本アカウントの1000通に比べて半分に規制されています。
さらに、
日本アカウントに用意されているような(ライトやスタンダートといった)
有料プランは用意すらされていません。
これは、
増えすぎた日本ユーザーの米国アカウントを実質使用できなくする措置です。
ですので当方でも、
LINE@として使用できる間(2020年1月14日まで)に、
マネタイズできる方以外には、LINE@海外アカウント(米国)はおすすめしていません。
一方、
韓国アカウントは、
フリープラン内容こそ、米国アカウントと同じですが、
日本アカウント同様に有料プランが用意されています。
有料プラン内容は日本アカウントと全く同じで、
違いは円決済ではなく、ドル決済であるということだけです。
最後に
スペインアカウントですが、
これについては弊社でも情報がありません。
そもそもスペインに拠点があることすら、
LINE株式会社のディスクロージャー情報にも記載がないほど謎です。
従って、弊社では情報が少なすぎて、
一定の責任をもって販売できないので、
ご提供していません。
結論としては、
海外拠点設置国以外は、
いつ急に廃止されてるかもわからないので、
安定したビジネス使用には向かないと弊社では判断しています。
また、
米国およびスペインについては、
今後、安定・継続かつ成長させて使うことが困難だと判断しています。
②LINE株式会社の構造的事情
LINE株式会社には、
過半数の株式を保有する親会社が存在します。
韓国企業のNAVERです。
インターネット検索の大手ですね。
かつ、
LINE海外事業を統括しているのは、
これまた韓国企業のLINEプラスというLINE株式会社の子会社です。
この構図から、
LINE株式会社は、
日本国内事業に専業の企業であることは誰の目にも明らかです。
LINEおよび(LINE公式アカウントを含む)LINEサービスは、
日本国内以外の部分については、
ほぼ口出しできない状況です。
事実、LINE株式会社の役員の半数は韓国NAVERから派遣されており、
これがどういう状況かは、言わずもがなかと思います。
③規制対象とされている米国版を使うのはナンセンス!?
すでに①で詳細を書いてしまいましたが、
かつて(今も)LINE@だと、
日本以外の国のアカウントは全てのサービスを無料で使用することができました。
このため、
この事実を知った人が一番多く殺到したのが
LINE@海外アカウント(米国)です。
以前にLINE社員さんに教えてもらったのですが、
米国アカウントの実に99%が日本ユーザーで、
月額課金逃れに使用している!
とのことでした。
これを放置できないということで、
今回LINE公式アカウントでは、
米国アカウントを規制対象としたわけです。
フリープランのメッセージ送信上限数500通ですが、
勘違いされている方も多いようですので、
少し解説させていただきます。
「500通まで送れる」というのは、
ターゲットリーチ(有効友だち数)が500人以下のの場合のみです。
この場合、
例えば有効友だち数が500人なら、
月に1度(3吹き出し)だけがメッセージ送信できるということです。
仮に有効友だち数が501人以上なら、
1通のメッセージも送れない!ということです。
これに比べて、
韓国アカウントは、
やはり日本ユーザーの利用が多いものの、
利用者数が米国アカウント利用者の1割程度ということもあり、
かつ、親会社・管轄子会社がある韓国が聖域化されていて、
規制しづらいことから、
フリープランこそ米国アカウントと同じですが、
有料プランは残されたという訳です。
ただし、
韓国アカウントを使用する理由として、
「アカウント削除(垢バン)されないから」
とお考えの方が多いようですが、
それは誤りです。
確かに、
所属国が(日本と韓国)違いますので、
監視チームも別です。
かつ、
韓国の監視チームの全員が日本語を理解している訳でもありません。
なので、
「アカウント削除(垢バン)され に く い 」
という状況はあります。
ですが、
LINE@でもLINE公式アカウントでも、
規定およびガイドラインは全世界共通のため、
韓国アカウントでも、
アカウント削除(垢バン)されます。
特に、
画像で“エロ”だと断定できるものは、
かなりの確率でアカウント削除(垢バン)されています。
「アカウント削除(垢バン)され に く い 」
という利点をユーザー側が
どれだけ上手に使うかが鍵ということです。
これ以上は、
一般公開のブログには書けません…
ここまで内情をお知りになって、いかがでしたでしょうか?
これでも海外アカウントを
韓国アカウント以外を使おうというチャレンジ精神をお持ちの方は、
止めはしません。
弊社では、
このような所見により、
LINE公式アカウントにおいては、
韓国アカウント以外はご提供しないこととしました。
実際の販売でのご提供は現在準備中のため、
今しばらくお待ちください。
当ブログおよび
LINE@「海外アカウント研究会」
https://line.me/R/ti/p/%40ojk3343vにて
今後の情報はご提供してきます。
今後ともよろしくお願いいたします。