先日、
ある新規起業家さんと立ち話をしていた際に
こんな話題が出ました。
「今度LINE@の月額料金が安くなって、
フリープランでも使える機能も増えて、
ほんまありがたいわ!」
というものです。
一方で、
当方を含めて、
LINE@を介してサービスを提供している事業者は、
「べらぼうな値上げです!」
と叫んでいます。
今日はこんな矛盾した感情を整理しておきたいと思います。
以下は、LINE㈱から既に発表されている改定内容です。
2019年春、「LINE@」は「LINE公式アカウント」「LINE ビジネスコネクト」「LINE カスタマーコネクト」とサービス統合し、名称を「LINE公式アカウント」として生まれ変わります。
このサービス統合により、管理画面・既存機能の改善、新機能の追加を実施してまいりますので、今後もお引き立ての程よろしくお願いいたします。
今回のご案内では、サービス統合による主な変更点をお知らせいたします。
まず、現在提供している各プランについては、以下のように名称及び提供内容の見直しをさせていただきます。
「無料でも使える機能が増えている」
「べらぼうな値上げ」
これって
話が食い違っているように見えませんか?
実は、
これどちらも正解です。
要は、
使い方の問題です。
私たちが言う「べらぼうな値上げ」になるのは、
LINE@の「メッセージ」という機能を多く使っているユーザーに発生します。
今のプロプラン(月額21,600円)やプロAPIプラン(月額32,400円)を使って、
有効友だち数10,000人に毎週5通(月に20通)のメッセージ配信をしているユーザーの場合を紹介しますね。
この場合、
10,000人×20通で、
月に200,000通のメッセージ配信をしています。
現在の料金プランだと、
月額は21,600円や32,400円ですが、
新料金だと
「ライトプラン」の場合
月額5,000円に加えて、
メッセージ配信無料分15,000通を超える分の
185,000通に1通当たり2.6円が従量課金されるので
5,000円+2.6円×185,000通=486,000円
となます。
同様に「スタンダードプラン」の場合
15,000円+2.6円×155,000通=418,000円
となります。
現在のプランだと高くても32,400円だったのが、
486,000円!?
418,000円!?
このような状況を「べらぼうな値上げ」と言っています。
一方、
メッセージ配信をせず、
タイムライン配信が中心のユーザーは、
月額料金が無料もしくは5,000円、15,000円となり、
今より安くなりますね。
仮にメッセージ配信する場合、
動画メッセージなどこれまで有料プランでしか使えなかった機能が使える反面、
無料配信数の1,000通、5,000通、15,000通までしか送れません。
無料配信数1,000通とは、
有効友だち数1,000人なら、月1通しか送れず、
有効友だち数 500人なら、月2通、
有効友だち数 100人なら、月10通
が送れる計算になります。
ビジネスの観点から見ると
月に1通しか送れなかったり、
有効友だち数が100人しかいないと
正直食べていけない…
ですよね?
1通=「1吹き出し」
であることも忘れてはなりません。
もちろん1:1トークモードは従量課金の1通には含まれません。
これも、
有効友だち数100人程度なら1:1トークモードで個別対応できるでしょう!
それが
有効友だち数10,000人なら1:1トークモードは
現実問題として対応できないですし、
むしろ10,000人を超える友だち数を擁すると、
エキスパやLINE STEPなどののAPIを組み込むケースが極端に増えると思いますが、
API移行するとそもそも1:1トークモードは使えません。
動画メッセージ・音声メッセージ機能を使えるようにしておいて、
メッセージを従量課金にする。
営利企業が利益追求するのは仕方のないことです。
では、
私たちビジネスオーナーや店舗経営者は
どう対処すればいいのでしょうか?
これまでメッセージ配信中心だったのを、
タイムライン投稿に変更すればいいのでしょうか?
なかなか情報の到達という観点からは
難しいように見えます。
そこで、
「LINE@海外アカウント」という選択肢を考えてみませんか?
もちろん、また友だち数ゼロからのスタートですが、
月額費用も従量課金も通数制限もありません。
いまお持ちのLINE@の友だちに、
「プレゼント企画」であったり、
「サポートLINE開設」などと工夫して、
新規のLINE@海外アカウントのへさりげなく誘導し、
全ては無理ですが半数以上の友だちが重複登録してくれれば、
これまで通りメッセージ配信によって、
友だちに情報をつたえられ、
月額費用までかからなくなる!
ということが実現できてしまいます。
ご自身でも
作り方を調べて、環境を準備すれば作れます。
そんな手間暇より、
貴重な時間をお金で買おうというビジネスオーナーさんは、
当方で販売しているLINE@海外アカウントをご購入ください。